#21.いかに力を発揮できるか環境を整える時期
ご感想: 本番間近の過ごし方はとても参考になりました。
小学校受験のリアルをお届け!ポッドキャスト番組「お受験相談 咲良カフェ」
2022年よりお届けしているポッドキャスト番組「お受験相談 咲良カフェ」の内容をもとに、内容をアップデートしてこれからブログにまとめて掲載していきます。小学校受験を考えているご家庭の皆さまに、役立つ情報をお届けできればと思っています。
この時期をうまく乗り越えるためのポイント
小学校お受験の最後のピークを迎えてきます。
この時期、神奈川は10月の試験に向けて、そして、東京の願書を提出したことに一息つく暇もなく、面接の日程のお知らせが届いてくる時期に入ってきます。
面接も試験も、この日のこの時間になるといいなと思っていたけど、そうならなかったり、予定外のことを受け入れる必要が出てきて、タスクも増えがちです。
精神的な面でも受験本番が近づくにつれ、不安な気持ちが大きくなっている方も多いことでしょう。
そこで今日は、この時期をうまく乗り越えるためのポイントをお伝えしたいと思います。
この時期、神奈川は10月の試験に向けて、そして、東京の願書を提出したことに一息つく暇もなく、面接の日程のお知らせが届いてくる時期に入ってきます。
面接も試験も、この日のこの時間になるといいなと思っていたけど、そうならなかったり、予定外のことを受け入れる必要が出てきて、タスクも増えがちです。
精神的な面でも受験本番が近づくにつれ、不安な気持ちが大きくなっている方も多いことでしょう。
そこで今日は、この時期をうまく乗り越えるためのポイントをお伝えしたいと思います。
1.「ありがとう」と「ごめんなさい」を増やそう
まず大切なのは、「ありがとう」と「ごめんなさい」を意識的に増やすことです。
この時期は、特に夏休みの努力が形に現れないことに不安を感じたり、願書提出後の緊張が家庭内に影響を与えやすくなります。
そんな時こそ、お互いに感謝の気持ちを伝えたり、些細なことに対して謝意を表したりすることが非常に大事です。
これが、家族内の緊張を和らげ、子供にも安心感を与える効果があります。
言葉の力は本当に不思議です。「ありがとう」と言うだけで、家族全体の雰囲気が温かくなり、気持ちもプラスに変わります。
小さな言葉が積み重なって、大きな雪だるまのようにどんどん良い方向に転がっていきますよ。
この時期は、特に夏休みの努力が形に現れないことに不安を感じたり、願書提出後の緊張が家庭内に影響を与えやすくなります。
そんな時こそ、お互いに感謝の気持ちを伝えたり、些細なことに対して謝意を表したりすることが非常に大事です。
これが、家族内の緊張を和らげ、子供にも安心感を与える効果があります。
言葉の力は本当に不思議です。「ありがとう」と言うだけで、家族全体の雰囲気が温かくなり、気持ちもプラスに変わります。
小さな言葉が積み重なって、大きな雪だるまのようにどんどん良い方向に転がっていきますよ。
2.緊張しない環境作り
また、子供たちは受験の直前に環境の変化や緊張によってうまく力を発揮できないこともあります。
例えば、過去問を解く際、紙のサイズやホチキスの位置などが原因でうまくできなかったり、慌てて鉛筆が転がって、時間が足りなくなってしまったということはよくあることです。
大人にとってはうまく当たり前に行えることでも、子どもはまだ社会的な経験値が少なく、こういった本番が生まれて初めての経験だったりします。親が気づかないこと、環境が整っていないから起こることが多いんです。
そのため、前もって緊張しない環境作りを心がけましょう。
同じような状況をシミュレーションして、子供がどんな反応をするのかを見ておくことが大切です。
よく練習が大事といいますが、「こんな時はこうしてね。」と言葉で言っただけでは理解できないと思うことです。こういったスモールステップを実際にやっているかやっていないかで、大きく気持ちの面でも変わってきます。
家で失敗しても、それが経験となり、本番に向けて成長するチャンスになります。
どんな時でも焦らず、リラックスした気持ちで臨むことが重要です。
例えば、過去問を解く際、紙のサイズやホチキスの位置などが原因でうまくできなかったり、慌てて鉛筆が転がって、時間が足りなくなってしまったということはよくあることです。
大人にとってはうまく当たり前に行えることでも、子どもはまだ社会的な経験値が少なく、こういった本番が生まれて初めての経験だったりします。親が気づかないこと、環境が整っていないから起こることが多いんです。
そのため、前もって緊張しない環境作りを心がけましょう。
同じような状況をシミュレーションして、子供がどんな反応をするのかを見ておくことが大切です。
よく練習が大事といいますが、「こんな時はこうしてね。」と言葉で言っただけでは理解できないと思うことです。こういったスモールステップを実際にやっているかやっていないかで、大きく気持ちの面でも変わってきます。
家で失敗しても、それが経験となり、本番に向けて成長するチャンスになります。
どんな時でも焦らず、リラックスした気持ちで臨むことが重要です。
3.ちょこちょこリフレッシュ
さらに、受験の緊張感が高まるこの時期には、意識的にリフレッシュの時間を取ることも大切です。
大きな休みや外出が難しい場合でも、家族でちょっとしたリフレッシュタイムを作ることが効果的です。
例えば、短時間の散歩をしたり、美味しいものを食べて気分転換をするだけでも、心の余裕が生まれます。
良く見られるのは、切り替えが大事だと言っていながら、親がその時間も惜しくなって、子どものパフォーマンスが下がってしまうケースです。
このように小さなリフレッシュを積み重ねることで、ギスギスした雰囲気を和らげ、前向きな気持ちで受験本番を迎えましょう。
大きな休みや外出が難しい場合でも、家族でちょっとしたリフレッシュタイムを作ることが効果的です。
例えば、短時間の散歩をしたり、美味しいものを食べて気分転換をするだけでも、心の余裕が生まれます。
良く見られるのは、切り替えが大事だと言っていながら、親がその時間も惜しくなって、子どものパフォーマンスが下がってしまうケースです。
このように小さなリフレッシュを積み重ねることで、ギスギスした雰囲気を和らげ、前向きな気持ちで受験本番を迎えましょう。
4.避けたいこと①
ないものにばかり目が行きがちなこの時期。
あれも克服できていない、これもやれていないの「ないない探し」をしていないでしょうか?
願書とのギャップが出やすいのもこの時期です。
学校の志望理由で学校の特徴を改めて認識すると、それに対し本番に向けて穴を埋めなければという気持ちが働きやすいのかもしれません。
もちろん、苦手な分野を効果的に改善できたり克服できるのであれば、それに越したことはないですが、子どもの臨界期を迎えていない状態で、時間をかけたとしてもあまり効果は出ません。
もう、十分にもっているものをしっかり発揮できるようにし、つられるように苦手なものが改善していく方が正しいプロセスだと考えます。
あれも克服できていない、これもやれていないの「ないない探し」をしていないでしょうか?
願書とのギャップが出やすいのもこの時期です。
学校の志望理由で学校の特徴を改めて認識すると、それに対し本番に向けて穴を埋めなければという気持ちが働きやすいのかもしれません。
もちろん、苦手な分野を効果的に改善できたり克服できるのであれば、それに越したことはないですが、子どもの臨界期を迎えていない状態で、時間をかけたとしてもあまり効果は出ません。
もう、十分にもっているものをしっかり発揮できるようにし、つられるように苦手なものが改善していく方が正しいプロセスだと考えます。
5.避けたいこと②
夫婦間のいざこざが増えるのもこの時期です。
やることが多くなるので圧倒的にリソースが足りなくなることから起こるものです。
願書・面接対策・子どものこと、どれが優先する課題なのか、お互いが思っていることが違っているので、スムーズにいくのが何においても難しいと感じていらっしゃることが多いようです。
一生懸命から起こること、熱量の違いから起こるギクシャク、思いやれないことへの不満、あげればキリがありません。
譲るところは譲り、辛いと思っていることは伝える。
そして、妥協点を見つける作業をしていきたいものです。
何より、子どものためと思って始めたこと。
目の前の感情ではなく、同じ目標に向かっていることを改めて確認し合い、どういう状態を目指すのかイメージがお互いできるようにお受験という初めての共同作業に取り組んでみてください。
やることが多くなるので圧倒的にリソースが足りなくなることから起こるものです。
願書・面接対策・子どものこと、どれが優先する課題なのか、お互いが思っていることが違っているので、スムーズにいくのが何においても難しいと感じていらっしゃることが多いようです。
一生懸命から起こること、熱量の違いから起こるギクシャク、思いやれないことへの不満、あげればキリがありません。
譲るところは譲り、辛いと思っていることは伝える。
そして、妥協点を見つける作業をしていきたいものです。
何より、子どものためと思って始めたこと。
目の前の感情ではなく、同じ目標に向かっていることを改めて確認し合い、どういう状態を目指すのかイメージがお互いできるようにお受験という初めての共同作業に取り組んでみてください。
6.タスク整理
次から次へと準備に追われてヘトヘト
なのか、
一つ一つをクリアしていく波乗りのように
なのか。
どちらの状態を選びますか?
漠然と進むと、どこまで進んでどこまでできていないのか
本当に不安になり、本番を迎えることになります。
後者のようにしっかり波に乗って行くためには、
タスクをしっかり見極めて、
お子さまだけでなくご両親の緊張を和らげる対策にも意識を向けて環境を整えていきましょう。
お子さまのできていないところに健全な目が向けられていないなと思ったら、
ご自身の役割を果たしているかわが身を振り返って、親の対策をすることで合格へ近づくはずです。
なのか、
一つ一つをクリアしていく波乗りのように
なのか。
どちらの状態を選びますか?
漠然と進むと、どこまで進んでどこまでできていないのか
本当に不安になり、本番を迎えることになります。
後者のようにしっかり波に乗って行くためには、
タスクをしっかり見極めて、
お子さまだけでなくご両親の緊張を和らげる対策にも意識を向けて環境を整えていきましょう。
お子さまのできていないところに健全な目が向けられていないなと思ったら、
ご自身の役割を果たしているかわが身を振り返って、親の対策をすることで合格へ近づくはずです。
最後に:
9月10月は、私も願書の添削に、面接練習と本当に忙しく、皆さんの様子を目の当たりにします。
今年もすでに、色んなハプニングが起こって、そのたびに乗り越えていく伴走をしています。
そんな中、受験が迫ってきているこの時期、少しでも肩の力を抜いて「あともう少し」と思えることが大切です。
この準備期間は決して長くはありませんので、焦らず、無理をしすぎず、少しでも心穏やかに過ごすことが一番の力になります。
皆さん、あと少しです!一緒に頑張りましょう。
今週も皆さんの心のサクラが咲きますように。
今年もすでに、色んなハプニングが起こって、そのたびに乗り越えていく伴走をしています。
そんな中、受験が迫ってきているこの時期、少しでも肩の力を抜いて「あともう少し」と思えることが大切です。
この準備期間は決して長くはありませんので、焦らず、無理をしすぎず、少しでも心穏やかに過ごすことが一番の力になります。
皆さん、あと少しです!一緒に頑張りましょう。
今週も皆さんの心のサクラが咲きますように。
参考:ポッドキャスト番組「小学校お受験相談咲良カフェ」021.いかに力を発揮できるか環境を整える時期 2022年10月8日配信