#13.こどもの頭の中を覗いてみよう~記憶・推理~
ご感想: 幅広い範囲の知識を身につけることが大切だと学びました。
小学校受験のリアルをお届け!ポッドキャスト番組「お受験相談 咲良カフェ」
2022年よりお届けしているポッドキャスト番組「お受験相談 咲良カフェ」の内容をもとに、内容をアップデートしてこれからブログにまとめて掲載していきます。小学校受験を考えているご家庭の皆さまに、役立つ情報をお届けできればと思っています。
「記憶」と「推理力」小学校お受験に欠かせない分野
梅雨の季節は、外で遊べる時間が少なくなり、「どう過ごそうかしら?」と感じるご家庭も多いかと思います。
でも、実はこの“梅雨”という時期こそ、親子でじっくり取り組める大切な学びの時間になるのです。
今日はそんな梅雨の過ごし方に加えて、「記憶」と「推理力」という、小学校お受験に欠かせない分野についてのお話しです。
でも、実はこの“梅雨”という時期こそ、親子でじっくり取り組める大切な学びの時間になるのです。
今日はそんな梅雨の過ごし方に加えて、「記憶」と「推理力」という、小学校お受験に欠かせない分野についてのお話しです。
「梅雨ってなあに?」が学びの入り口に
そもそも、子どもたちにとって「梅雨」とは何か、まだピンとこないことも多いです。
四季の区分が理解できてきたタイミングで、「あれ?春と夏の間にもうひとつ季節があるの?」と混乱するお子さまも少なくありません。
そんな時こそ、梅雨ならではのアイテムに注目してみましょう。
長靴(数の数え方:「いっそく」「にそく」など)
傘の開閉や巻き方(利き手によって動き方が違うので、練習にも◎)
レインコートを着る理由や使い方(身の回りの理解を深めるチャンス)
「自分でやってみようか」と促すだけで、自立の第一歩につながります。
ママの本音は待つのが大変かもですが、「ママやって~」から少しずつ、「自分でできた!」という達成感を育てていけたら嬉しいですね。
四季の区分が理解できてきたタイミングで、「あれ?春と夏の間にもうひとつ季節があるの?」と混乱するお子さまも少なくありません。
そんな時こそ、梅雨ならではのアイテムに注目してみましょう。
長靴(数の数え方:「いっそく」「にそく」など)
傘の開閉や巻き方(利き手によって動き方が違うので、練習にも◎)
レインコートを着る理由や使い方(身の回りの理解を深めるチャンス)
「自分でやってみようか」と促すだけで、自立の第一歩につながります。
ママの本音は待つのが大変かもですが、「ママやって~」から少しずつ、「自分でできた!」という達成感を育てていけたら嬉しいですね。
記憶+推理の力を育てる「お話の記憶」
さて、今回のテーマは「記憶と推理」について。
小学校受験では「お話の記憶」という形式で、多くの学校がこの力を測る問題を出題しています。
内容はシンプルな物語です。
例:
「〇〇ちゃんと△△くんがピクニックに行きました。途中でバスに乗って、川で魚を見て、最後は落ち葉を踏んで音を楽しみました。」
──というお話のあとに、こんな問題が出されるのです。
「何人で出かけましたか?」(記憶力)
「この季節はいつでしょう?」(推理力)
「同じ季節のお花はどれでしょう?」(知識の応用)
「秋」という言葉は一度も出てきていません。でも、「落ち葉」「カサカサ音」などから季節を“推理”しなければならない。
さらに「コスモス」「菊」「ススキ」など、秋のお花を知っていることも求められます。
つまり、ただ話を聞くだけでなく、
「聞いた情報を整理する力」+「それをもとに考える力」=“合格力”が試されているのです。
小学校受験では「お話の記憶」という形式で、多くの学校がこの力を測る問題を出題しています。
内容はシンプルな物語です。
例:
「〇〇ちゃんと△△くんがピクニックに行きました。途中でバスに乗って、川で魚を見て、最後は落ち葉を踏んで音を楽しみました。」
──というお話のあとに、こんな問題が出されるのです。
「何人で出かけましたか?」(記憶力)
「この季節はいつでしょう?」(推理力)
「同じ季節のお花はどれでしょう?」(知識の応用)
「秋」という言葉は一度も出てきていません。でも、「落ち葉」「カサカサ音」などから季節を“推理”しなければならない。
さらに「コスモス」「菊」「ススキ」など、秋のお花を知っていることも求められます。
つまり、ただ話を聞くだけでなく、
「聞いた情報を整理する力」+「それをもとに考える力」=“合格力”が試されているのです。
おうちでできる「記憶と推理」のトレーニング
ご家庭でもこの力は、日々の読み聞かせの中で自然に育てていくことができます。
📖 読み聞かせ+ちょっとしたクイズ
たとえば…
「誰と誰が出てきたんだっけ?」
「このお話の場所はどこだっけ?」
「この季節はいつか、ママ分からなくなっちゃったー。教えて。」
楽しめないと感じているときは、必要ありませんが、こんなクイズが成り立つときはで、聞く姿勢・集中力・記憶力が育ちます。
慣れてきたら、ぜひ「お子さまからの出題」にもチャレンジしてみてください。
意外と難しい問題を出されて、大人が答えられないことも(笑)
でもそれこそが、お子さまの成長の証なんですよね。
📖 読み聞かせ+ちょっとしたクイズ
たとえば…
「誰と誰が出てきたんだっけ?」
「このお話の場所はどこだっけ?」
「この季節はいつか、ママ分からなくなっちゃったー。教えて。」
楽しめないと感じているときは、必要ありませんが、こんなクイズが成り立つときはで、聞く姿勢・集中力・記憶力が育ちます。
慣れてきたら、ぜひ「お子さまからの出題」にもチャレンジしてみてください。
意外と難しい問題を出されて、大人が答えられないことも(笑)
でもそれこそが、お子さまの成長の証なんですよね。
楽しみながら、「考える力」を育てよう
以前お話した「擬音語」「擬態語」などの言語分野も、この「お話の記憶」の中でたびたび登場します。
雨が「ザーザー」降ってきた、葉っぱが「カサカサ」鳴った……
その情景を、言葉から想像する力も問われるのです。
だからこそ、日常会話の中で豊かな表現を使い、言葉を“実体験”と結びつけることがとても大切になります。
見たこと、聞いたこと、感じたことだから知識としても定着していくのです。
雨が「ザーザー」降ってきた、葉っぱが「カサカサ」鳴った……
その情景を、言葉から想像する力も問われるのです。
だからこそ、日常会話の中で豊かな表現を使い、言葉を“実体験”と結びつけることがとても大切になります。
見たこと、聞いたこと、感じたことだから知識としても定着していくのです。
最後に:
記憶と推理――これは、一夜漬けで身につくものではありません。
でも、毎日の積み重ねの中で、確実に育っていく力です。
「聞く」「考える」「話す」
この3つを大切にしながら、お子さまと一緒に、クイズのような感覚で楽しく取り組んでみてくださいね。
雨の日も、ちょっとした工夫で「学びの時間」に変わります。
どうぞ、親子でゆっくりとした梅雨の時間を楽しんでみてください🍀
今週も皆さんの心のサクラが咲きますように。
でも、毎日の積み重ねの中で、確実に育っていく力です。
「聞く」「考える」「話す」
この3つを大切にしながら、お子さまと一緒に、クイズのような感覚で楽しく取り組んでみてくださいね。
雨の日も、ちょっとした工夫で「学びの時間」に変わります。
どうぞ、親子でゆっくりとした梅雨の時間を楽しんでみてください🍀
今週も皆さんの心のサクラが咲きますように。
参考:ポッドキャスト番組「小学校お受験相談咲良カフェ」013.こどもの頭の中を覗いてみよう~記憶・推理~ 2022年6月18日配信