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#6.パパの悩み・・・2022年3月12日配信から最新情報まとめ

#6.パパの悩み
ご感想: ママの悩みとはまた違う側面で参考になりました。

小学校受験のリアルをお届け!ポッドキャスト番組「お受験相談 咲良カフェ」

2022年よりお届けしているポッドキャスト番組「お受験相談 咲良カフェ」の内容をもとに、内容をアップデートしてこれからブログにまとめて掲載していきます。小学校受験を考えているご家庭の皆さまに、役立つ情報をお届けできればと思っています。

「お受験の面接、パパはどうする?」〜父親の悩みに寄り添って〜

前回のブログでは「働くママのお悩み」についてお話しましたが、今回は「パパのお悩み」にフォーカスします。

というのも、実は最近、パパからのご相談も増えてきているんです。
でも、相談できる相手が少なく、モヤモヤを抱えたままという方がとても多いんですよね。

その中でも特に多いのが「面接、どうしたらいいんですか?」というお声です。

プレゼン慣れしているパパほど悩む「お受験面接」の壁

面接というと、お仕事でプレゼンや商談をバリバリこなしているパパたちが「大丈夫だろう」と思いがちです。

でも、小学校受験の面接は、それとはちょっと違います。

求められるのは「自分のこと」ではなく、「子どもへの想い」や「家庭としての考え方」。
だからこそ、経験豊富なビジネスマンでも戸惑ってしまうのです。

面接の基本は、「学校を知ること」から始まる

よく聞かれるのは、「志望動機」と「教育方針」。
これを答えるには、まず「その学校がどんな理念を持っているか」を知ることが欠かせません。

私自身、以前夫と面接練習をしていてこんなことがありました。

「御校の校訓に共感しています」と語り始めた夫が……その直後、校訓の内容が思い出せなくなってしまったんです。
いわゆる“空白の15秒”。

面接中の沈黙は想像以上に長く感じるものですが、私は信じて見守るしかありませんでした。
(後から本人いわく「あの15秒で1年分の汗をかいた」そうです…笑)

思い出せた時の先生の笑顔や私たちのホッとした雰囲気がむしろ温かく印象深いものになりました。それもあってかご縁をいただけたことで、家族の笑い話の思い出になっています。

面接は“家族”が見られている

面接の多くは「親子一緒に受ける」形式です。つまり、学校側が見ているのは「家庭そのもの」。

パパとママの言っていることが食い違っていないか
親子のやりとりに自然な信頼関係が感じられるか
家族として一つの方向に向かっているか

こういった「家庭の空気」が伝わるのも、面接の大切なポイントです。

面接は“ぶっつけ本番”ではなく、“丁寧に積み上げるもの”

お子さんは幼児教室で日頃からたくさんの練習を積んでいます。
でも、親の面接練習は後回しになってしまっているご家庭、意外と多いんです。

でも大丈夫。
大切なのは、少しずつ練習を重ね、家族で対話を深めていくこと。

そしてそのプロセスは、家族の絆をより強くしてくれます。

最後に:お受験は「家族のプロジェクト」

小学校受験は、確かに大きな挑戦です。
でもそれは、「家族が一緒に取り組む、はじめてのプロジェクト」でもあります。

お父様が不安になるのも、緊張するのも、全部自然なこと。
だからこそ、早めに準備して、少しずつ自信を積み上げていってほしいなと思います。

面接本番、何より大切なのは「あなた自身の言葉で」「家族の想いを」短い時間で伝えきること。
その先に、きっと笑顔のゴールが待っています。

咲良コンサルタントは、パパ・ママ両方に寄り添った面接サポートが得意です。
ご夫婦の足並みを合わせる面接対策にもお役に立てたらと思っています。

お父様も、お子さんと一緒に「一歩ずつ」準備を始めていきましょうね。

**Podcast番組「お受験相談 咲良カフェ」**では、小学校受験に関するリアルな情報を配信してきました。質問やご相談があれば、ぜひ番組説明欄からもお寄せください!

今週も、皆さんの心の桜は咲いていましたか?🌸

参考:ポッドキャスト番組「小学校お受験相談咲良カフェ」006.パパの悩み 2022年3月12日配信